衆議院議員 服部良一「現場主義」

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服部良一の国政報告

2012年7月1日 「服部良一と歩む会」国政報告

カテゴリ:講演録

<7月1日「服部良一と歩む会」総会での国政報告

【政権交代とはいったい何だったのか】

こんにちは。多数お集り頂き、本当にありがとうございます。

今日は総会ということでありますので、私の活動報告、思いと決意を述べていきたいと思います。

みなさんの大変暖かい支持・支援を頂いて国会に送ってもらったのが3年前です。その時は政権交代選挙と言われた選挙でした。私自身も、今度は政治が変わるんだという期待で国会に行ったのを、本当に昨日のことのように覚えています。しかし、皆さん、いまどうですか?この3年間でここまで政治がだらしなくなるとは思ってもなかったし、みなさんも多分同じではないかと思います。この間見ていますと、民主党の変質というのか、元からそうだったという方もいますが、少なくとも野田政権を見ていますと、自民党と比較してもどっちがタカ派かわからない政権になってしまっています。

鳩山政権発足の時は、いくつかの点で感動がありました。

一つは、東アジア共同体、それから、日米対等ということ、これで少しは戦後の長い対米追随の自民党政治が少しは変わるんではないか、沖縄の基地問題も一歩二歩必ず前進するに違いない、そして、歴史問題を解決しアジアと真の友好を築いていけるのではないかと思いました。

もう一つは、少なくとも格差が広がる社会に対しては、歯止めがかかっていくだろう、小泉流の競争ありきの政策ではなくて、仕事ができればメシを食える、当たり前の社会になっていくんではないか、と思っていました。

少なくともこの二つが前進していくのではないかという思いでおりました。ところが、結局、辺野古の問題もそのまま、そして我々は2010年5月に政権を離脱することになりました。それから、TPPの参加もどんどん進んでいくという本当に真逆の方向になっているわけです。それだけでなく、今の野田政権の中には我々は自民党よりタカ派だと自慢したい人たちがいる。ですから、秘密保全法を作ると言ってみたり、宇宙の軍事的利用を開いていく法律を作ったり、憲法審査会もずっと開かれていて、本当に憲法改悪のハードルが低くなり、いつ憲法改悪が進んでも不思議でない国会の状況に残念ながらなっています。

 政権交代から3年しかならないのですが、今の民主党政権の変質が本当に残念でなりません。それから今の国会の状況を見ていると、事実上の大連立の政治になっています。消費税論議でも、自公民が答弁席に並んでいるわけです。我々は自公民に質問する、こういう質疑に今国会はなっています。それで、100時間国会審議して、修正協議になったら、あっという間に採決です。修正になったら、もう一度議論するではなく、もう通過儀礼であっという間に上げてしまう。自公民以外の8党で、国会軽視ではないかと抗議したわけですが、本当に、事実上の大連立政権が出来上がっている、と言わざるを得ません。

 

【今こそ平和・リベラル勢力の結集を】

今日は7月1日で、まだわかりませんが、小沢新党ができ政治状況も大きく変わるかもしれません。そして、大阪では、我々にとってはやはり大阪維新の会です。今ほんとに、情けないですね。戦後、コツコツと積み上げてきた民主主義をいっぺんに破壊してしまおうとしているので、腹が立って仕方がない。ただ、この維新の会などが、次の国政の受け皿になろうとしているのが、本当に怖いし、残念でなりません。

 私が国会の現場にいて一番危機を感じるのは、日本の政治に平和・リベラル勢力がこのままでは細ってしまうということです。今民主党に投票するということは、辺野古推進、消費税増税、国家秘密保護法を作る、そういう政党に一票を入れることにしか結果的にならない。中には護憲派だ、リベラルだという議員もいるが、姿が全然見えない。このままだったら国民の選択肢がない。いろんな理論は抜きに、少なくとも、平和・人権・脱原発の3つでいい。これが必要です。小沢派の人たちは、若干タカ派で、我々の言うリベラルとは少し違う。平和政策を国民の選択肢としてゆだねていける政治勢力がないと今の日本の政治はダメになると感じています。民主党が野党の頃は役割を果たしていましたが、今は、民主も自民も一緒になって憲法を変えてもいいという時代に結果としてなってしまっている。昔の自民党時代のほうがよかったと感じるような、変な危機的な状況になっています。

 日本でリベラルの政治をどうしていくかは大事ですが、とりあえず、近畿で平和・人権・環境の流れを絶対に絶やさない、そのために私は全力で頑張りたいと思っています。そのことによって、日本が大きく変な方向に行かないように、全力を尽くしたいと決意しています。

 

 <「服部良一と歩む会」2部 記念講演会での発言>

【原発再稼働反対の官邸前デモのこと】

今我々は大変な時代状況にあると改めて思います。6月29日、15万とも言われる、若い人が多かったが、首相官邸を取り囲む形で集まった。私が最初に行った時は、歩道に溢れ出して、7、8列、官邸から延々と続いていて、これはもうすごいなあと思いながら事務所に帰りました。私の若い頃ならあれはみんな道路を占拠していると話していましたが。それからほんの10分、20分したら人が溢れて官邸前の道路をみんな埋まるという形になりました。

 そして、その同じ時間に官邸では、環境エネルギー会議をやっていた。2030年のエネルギーをどうするのか、原発ゼロにするのか、15%残すのか,2025%にするのかという会議を実はしていた。翌日の土曜日は、余震の影響が一番恐れられている、福島4号機の処理済み燃料プールの冷却装置がまた故障して復旧中だと報じられました。それから、また昨日、森本防衛大臣がオスプレイ配備を沖縄に頼みに行った。今日は岩国に行っている、沖縄を説得する自信はないと言っているそうですが。

 そして、今日、大飯原発の再稼働が行われる。今何百名かが入口前で阻止線を作って若者が頑張っている。大変な時代だなあ、と思います。

 

【大飯原発直下に活断層の疑い有り】

627日水曜日に、大飯原発に国会議員5名(民主党、新党大地、社民党)と行ってきました。渡辺滿久さんという活断層の学者を伴って行きました。大飯原発の下を走っている断層が活断層の可能性があると渡辺さんは主張しています。3,4号機を設置する時にトレンチを掘ってつくった断層図面があり、断層の横に粘土がある。それは、遠くない時期この断層が動いた証拠であるとこの先生が言っている。だから、再稼働の前にせめてこれが活断層であるかないのか調査すべきと要求している。渡辺先生は決して反原発派ではないが、地質学の専門家としてこれはありえないことだと言っている。ここには非常用取水路という耐震Sクラスの施設があり、このSクラスは活断層の上には作ってはいけないということが設置許可の条件になっている。だから、もしこれが活断層だということになれば、大飯3,4号の設置はそもそも認められないことになる。そういう大変重大で、深刻な問題なのです。       関電の本社から原子力事業本部副本部長が来ていましたが、我々が行ったのは、断層が構内のどこを走っているか、調査のためにどこを掘れるか、確かめるためです。この先生は1週間あれば調査できると言っています。それだったら1回調べることをやったらいいわけです。調べた5箇所のうち3箇所が掘れることが分かりました。一昨日、渡辺先生の報告書がまとまったので、官邸などに提出しました。

 

 【あきらめずに、再稼働をやめさせよう】

こういうことの中で再稼働を強行しているわけです。本当に許しがたいことです。国会の中でもこの再稼働は論議してきましたが、国会の福島事故調査報告書がやっと出るのは来週です。事故の検証がきっちりなされて、それを元に新たな安全指針を作って再稼働するというなら、百歩譲って、安全を確認したということになるんだろうけれど、暫定的な安全基準で突っ走るのは、原発ゼロが続いて国民が自信を持つのを怖がっているのではないかと思う。電力会社の経営問題もあると思います。

 ただ、再稼働が進んだからといってあきらめる必要はありません。他の原発の再稼働は、新しい規制委員会が安全基準を作って、それで見直すということに国会での論議はなっている。では、新しい基準はいつできるかというと、規制委員会はこの国会で提案されると思いますけれども、規準は来年の7月ぐらいになります。

 今はストレステストで再稼働していますが、これからは新安全基準になります。これが大きな分かれ道になります。我々が警戒しなければならないのは、関係大臣会議の黒幕と言われている仙石さんはストレステストでどんどんやっていけばよい、と言っている。これを絶対許さない、そして大飯についてもこの断層をどうするんだという声を上げて、再稼働をやめさせるということを、諦めずにやっていきたい。

 

【原発の存在は潜在的核保有?】

2点目は先ほど鎌田さんも触れられた「安全保障に資する」という問題です。原子力規制員会を独立した3条委員会として起ち上げようということまではよかったが、少数野党がいない環境委員会で修正案が出て、すぐ質疑・採決してしまった。そしたら、修正案3本の中にいつの間にか「安全保障に資する」という文言が入っていたのです。これは自民党が押し込んだのですが、これで韓国の世論に火が付いた。連日新聞のトップ記事で、日本は核武装するのか、と大きく報道した。我々はこれを削除するための法改正を是非やっていきたいと思っています。この問題について質問主意書を先々週出しました。政府のこの返事が次の火曜日に出てきますので、みなさん是非注目していただきたい。この返事は閣議決定で出るので、大変重たいのです。

 次の問題は、原発の比率をどうするのか、この夏決まるわけです。それから、核燃料サイクです。これをどうするのかの方針も、実は、決まるのです。そのための重要な会議が15万人デモの時にまさに行われていたのです。今から2ヶ月かけて国民的議論をするというわけです。核燃料サイクルについては原子力委員会の下の小委員会でやっていたのですが、ご存知のように、ここで秘密会議が行われていた。小委員会の裏で電力会社や経産省の役人が同時並行で会議を持って、この小委員会の議題の根回しをして作っていた。もんじゅをやめるという選択肢もあったのに、この秘密会議でそれをやめることにした。要するに、選択肢について核燃料サイクルを続けるように裏会議で裏工作している実態がこの間明らかになった。ですから本当に問題だらけで、本当に国民的議論ができるのか、脱原発に向けて世論を作っていけるのか、勝負どころだと思っています。

 国会ではいろんな動きがあります。菅さんを中心とした民主党のロードマップの会が、2025年原発ゼロという案を発表しました。それから先週、超党派の原発ゼロの会はいくつかの選択肢を発表しています。社民党は2020年に原発ゼロを主張しています。それはいまの再稼働を認めるのではありません。再稼働を許さずにこのまま脱原発を実現するのがベストなのですが、同時に原発の仕訳を早くしろと要求しています。今東電は福島第一の廃炉を認めているだけで、他の被災した原発や浜岡や老朽原発をどうするか明らかにしていない。それらを廃炉にすれば、原発はすぐに半分になる。地震は間違いなく近いうちに起こると言われているのですから、そういうことをメリハリもって決めるのが政治です。

 

【来るべき政治決戦に向けて】

 時間がもうないようですので、最後に、7月16日の10万人集会を盛り上げて、この夏、これまで述べたように、日本のエネルギー政策を大きく転換できるように私は頑張っていきたいと思っています。

 そして、いつになるかまだわかりませんが、何が何でも選挙で勝ち残っていきたいと思っています。国会議員は1期では発言力が正直言いまして、ありません。やっぱり、もう少し頑張って、今の日本のグチャグチャな政治を何とかしないと、まだ早いですが、死にきれないと思っています。今まで色々な運動に関わってきましたが、とにかく、格差が広がる社会をなくして、当たり前に働いたら当たり前にメシが食える社会を何としても作りたいと思っています。ともに頑張りましょう!

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